屋外警備を行う上で、最も注意しないといけないことは、「屋外は建物内と異なり、温度・湿度・雨霧、犬や猫、鳥など人間以外の動物、木の葉など外的環境を熟考して 防犯システムを検討する」ことが必要です。 つまり、不審者(人間)以外を検知する「誤報」や実際の侵入時に検知しない「失報」 といったことにならないようにする必要があるのです。
建物の外(敷地の資産)を守る
電線や建築資材、クーラーの撤去品など建物外部に置かれている商品や備品を盗む金属盗難の窃盗被害が全国で多発しています。
屋外に保管している商品を被害から守るには、「敷地内に不審者を侵入させないこと」が重要です。
弊社の防犯に対する考え方の基本である「狙わせない環境を構築」し、防犯上最も重要な「予防」を最大限取り入れたセキュリティシステムである事が重要です。
屋外防犯を考える上での注意点 |
外的環境を熟考して防犯システムを検討する |
注意すべき点 |
「誤報」「失報」の原因 |
「誤報」「失報」の原因としては、下記のようなことが挙げられます。
・使用した侵入検知センサーの性能(4段ビームの赤外線センサー、等高性能な商品を使用していない等)
・使用した侵入検知センサーの選定ミス(太陽光や霧など環境を配慮した機器を設定していない・距離余裕が十分でない等)
・施工・調整方法(屋外配線方法が悪い、土台がぐらついている、猫など小動物に配慮していない、赤外線光軸がずれている・相互干渉している等)
・使用方法(例えば、赤外線センサーを遮るような植木や洗濯物がある等)
・使用した侵入検知センサーの性能(4段ビームの赤外線センサー、等高性能な商品を使用していない等)
・使用した侵入検知センサーの選定ミス(太陽光や霧など環境を配慮した機器を設定していない・距離余裕が十分でない等)
・施工・調整方法(屋外配線方法が悪い、土台がぐらついている、猫など小動物に配慮していない、赤外線光軸がずれている・相互干渉している等)
・使用方法(例えば、赤外線センサーを遮るような植木や洗濯物がある等)
セキュリティ業者の資質に左右される外周警備システム |
こうした「誤報」「失報」の原因は高性能な商品を、正しい場所に、正しい設置・調整方法で施工を行えば回避できるものなのです。
外周警備(屋外警備)システムほど、販売するセキュリティ業者の資質に左右されるものはありません。
使用する機器の性能といった「ハード」はもちろんのこと、実際に施工・調整する技術力など「ソフト」の面も非常に大切です。しっかりとした防犯業者を選ぶことが重要になってきます。 また、安全面を考え厳重に外周警備を実施したが、セキュリティをセットした後に敷地内に出入りする従業員がいて、 その度にベルが鳴る・・といったことは、防犯システムを設計する上でもっとも大切なお客様の防犯に対する考え方・事務所や店舗の運営状況・生活パターンと いったことのヒヤリングや打ち合わせができていないことを意味しています。
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